やっぱり気持ちが悪い コウガイビル
エコ・ミュージアムには守り神のような生き物がいます。代表は、リッパな青大将です。2メートル近くもある正しくアオダイショウが、時として正面玄関にやってきては脱皮をしたりします。その堂々たる様子は当センターの主のような風格さえも感じます。「おいおい、お客さまがいやがるからあっち行って!シッ、シッ!!」
昨日はまた、「招かざる客」がありました。きれいな玄関のたたきに黒い紐のようなものが…。よく見るとうねうねと動いています!・・・コウガイビルでした。 コウガイビルは“ヒル”と名前が付きますが、ヒルではありません。見た目はすこぶる気持ち悪いですが、血を吸うこともなく、口に含まない限り問題ないということです。 見た目で好き嫌いを言ってはなりません・・・・でも、やっぱりきれいなものは、きれいなんですねえ。 …お口直しに・・・
ヤマウルシ (10月9日) ミゾソバ (10月11日)
木々の緑も 気温の低下とともに急速に秋色に変わってきました。とくに貧栄養の湿原部ではほかのコースよりもそれが早いようです。ヤマウルシなどは、まわりの木がまだ緑の中で、早々と鮮やかに変身して一人舞台のようです。でも、 あと十日もすれば その他大勢により、全山満艦飾の世界に埋もれます。 エコ・ミュージアムは人里から遠く離れた標高750mの大自然の真っ只中です。美しいもの、気味の悪いもの、もう何でもありの世界なんでしょう。
山々が最も華やいで見える季節はもうすぐです。