ベニナギナタタケ
ベニナギナタタケ(紅薙刀茸、シロソウメンタケ科)夏から秋に森の中で見ることができます。色は微妙に変化がありますが、淡赤、もしくはピンク色で自生していることが多いようです。全体的には棒状で、薙刀(なぎなた)に似て、紅色をしていることからベニナギナタタケと名付けられたとのことです。 可食とされていますが、おいしくないため主にサラダなどの彩りを豊かにする食材として使用されるといいますが、何となく見ただけで食欲がなくなるような気もしてきます。
カエンタケ(火炎茸 / ボタンタケ科 猛毒 ) ベニナギナタタケ
このベニナギナタタケと似ているカエンタケ(ボタンタケ科)は、キノコの中で有数の猛毒をもち、致死性の中毒を起こし、触るだけでも皮膚に炎症をおこすほどの猛毒をもつとのことです。上の写真では見間違えることはなさそうですが、ベニナギナタタケは場所や時期によって色や感じが微妙に変化するようです。
これからで本格的なキノコのシーズンともなります。エコ・ミュージアム周辺一帯は、国定公園、県の指定公園であることから条例等で動植物等の採取が禁止されています。どうぞ観察するだけでこの自然のままの浅草山麓エコミュージアムの秋をお楽しみください。