今日(R02.07.12)の新潟県魚沼地方は雨の朝を迎えています。守門アメダス観測点における最低気温は20.8度、日中の最高気温は22度と予想されています。朝晩は肌寒さを感じます。
さて、今日外を見るとJR只見線を走るディーゼル列車がキハ110系となっていました。このキハ110系車両は「落ち着いたオフホワイトのベースカラーにドア枠とアウトラインは緑色」に配色され、従前の只見線のカラーイメージを踏襲しています。以前のキハ40形(丸目ライト)がどことなく丸みを帯びていたのと比べ、今回のキハ110系はより直線部分が多くなった印象があります。「直線基調の車体形状にオフホワイト(落ち着いた白色)カラー」ですので、なんとなく「はんぺん」を連想します。間近で見ると、発進は軽やかで通過音も幾分静かになったように感じます。警笛も澄んだ音色でちょっと現代風です。緑色(若ブナ色と表現したい!)のアクセントが沿線の風景に映えます。今度の休日には只見線に乗ってみたくなりますね。
「発車オーライ」。試運転を重ね、車掌さんもニッコニコです。ありがとうございます!
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魚沼の広瀬谷(破間川沿い)を走るJR只見線ですが、地元の高校生の通学手段として、また自動車を運転しない方の「通院の足」となるなど、生活に密着した路線です。そして春の新緑や秋の紅葉、冬の雪景色など、「車窓の風景」も只見線の大きな魅力となっています。今度のキハ110系車両もたくさんの人の生活と共に快走することでしょうし、沿線の観光振興や自然観察などの企画にも大いに寄与するものと思います。
キハ110系車両の実車を目にして思い浮かぶテーマ音楽は、哀愁を帯びた「パット・メセニー・グループ」の「Last Train Home」というよりは、NHK教育テレビ「おかあさんといっしょ」の”元気が出てくる”オリジナル曲「ぼくらのロコモーション」でしょうか?
<参考>
JR東日本「車両のカタログ」より