移動性高気圧と里山の「けもの道」 2019.08.26記述

 今日(R01.08.26)の新潟県魚沼地方は大陸からの移動性高気圧により朝から青空が広がっています。近隣の守門アメダス観測地点での最低気温は16.3度(05:27)と涼しく過ごしやすい朝を迎えています。ちなみに過去の気象記録を調べると「同地点(守門・入広瀬アメダス)における8月の最低気温」は11.2度(1991.08.08)ですが、当日の気圧配置も今日と同じような構成で、「大陸からの移動性高気圧と夜間の放射冷却」が作用したようです。

 さて、近くの里山にある定点観察地点に向かうと、葛の青紫の花が目立つ「薮」から道路に向けて「けもの道」が何本か通じているのに気が付きます。人間の視点の高さからだと分かりづらいのですが、視点を地面に近づけてみると縦横約30cmほどの空間が「薮からオニグルミが卓越する森」へと続いています。「けもの道」の地面は所々土が見えており、それなりの頻度で使用されている事が想像されます。どんな動物が使用している「けもの道」なのか推理してみますが、

・道路(餌場?)へのアクセスのために使用され

・けもの道の断面は縦横30cm

・人間の生活圏に近い里山にある

という条件から、「ロードキル(道路上に残されたカエルやヘビなど)の小動物を採食するタヌキやムジナ」の「けもの道」で、使用頻度の高さから「子育て中のファミリー」かな・・と考えています。さて、真相は如何に?