避暑トンボが姿を見せています(2019.07.03記述)

 いよいよ園内でトンボのシーズンが始まります。

まとめて「避暑トンボ」と呼称していますが、今年羽化したアキアカネやナツアカネ、

ノシメトンボ等の個体群(混群?)です。

 浅草山麓エコ・ミュージアムは標高750メートルのブナ二次林帯に位置しており、

真夏でも最高気温は30度前後と里よりも4〜5度ほど涼しいためか、こうしたトンボが涼しさを

求めて、一夏をこの付近で過ごすように思います(浅草岳の山頂付近までたくさん観察できます)。

浅草岳周辺はトンボのエサも豊富なのでしょう。

 トンボがやって来ると園内の蚊やアブをどんどん捕食してくれるので、スタッフも

大変助かっています。この夏もよろしくね!

 

<追記>

 避暑トンボ(あかとんぼの仲間)も時にはオニヤンマなどの大型のトンボに

捕食されているようです。トンボの世界もなかなか大変です。