定点観察地点は河川に面しているためか様々な鳥類を見かけますが、ヤマセミが結構な確率で観察出来る「とっておきの場所」でもあります。ヤマセミはハトと同じくらいの大きさの「鹿の子模様の青灰色の鳥」で、(北方型の)カワセミの仲間です。ホバリングの状態から水中にダイビングして魚を捕まえますが、自分のテリトリー内に幾つかのお気に入りの止まり木(指定席)があるように思います。民家の近くや子ども達の通学路のすぐ側でヤマセミを観察できる場所は、国内では少ないかも知れません。これも、「自然状態の河畔林と渓谷が存在しているから」かな・・・と魚沼の自然環境に思いを巡らせています。