9月に入って一週間が経過し、秋も深まってゆきます。定点観察地点にはトチの木が何本かありますが、先日の台風通過の後に「トチの実」が数十個地面に落ちていました。外果が3つに割れて、中からまんまるで「一見美味しそう(食べられません!)」なトチの実がころり・・・。その場所がたまたま坂道だと、本当に「ころころ」とトチの実は転がってゆきます。渋みが強くて(舌が腫れるとも言われます)普通はまず食べないトチの実ですが、川辺でのアク抜き作業を行う事で縄文時代から食用とされてきたとの事です。
トチの実は「上からチョコレートコーティングしたような姿」をしていますが、見ていて飽きない優れたデザインです。でも一体何のためのデザインなのでしょうか?「見た目が凄く美味しそう」というところが、何かのヒントのようにも思えます。