日ごとに多くなってきたアカバナ
立秋(8月7日)を過ぎた頃から、フィールドではよくアカバナの花が見られるようになってきました。
アカバナ(アカバナ科)は、標高200m以上のやや高い所の、小川や沼地に沿った湿った場所などに広く生える多年草です。 名の由来はわかりやすく、和名の「赤花」の意で、夏になると茎や葉が下から紅紫色になることによるものとのことです。春の若い葉は食用になることから、「赤葉菜」とする説もあるようです。木道のすぐ脇で小さな爽やかなピンク色の花が秋風に揺れている様子はなんとも愛らしいものです。
秋には宝石のようになるサワフタギの実 足元では間もなくツルリンドウが
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アカバナはこれから9月半ば頃まで花の見頃となります。 そして秋にはあの独特の不思議な形をした実から、よく晴れた日には綿毛によって種子が一斉に風に乗って飛んで行く様子が見られることでしょう。