がんばれ、アズマヒキガエル!

前途多難!・・がんばれアズマヒキガエルの子どもたち!!

 

 涼しい風が吹き渡るフィールドを歩いていると、どこからともなく甘い香りが漂ってきます。咲き出したミヤマイボタの匂いに誘われて、いろいろな蝶が集まる季節になってきました。ノリウツギの真っ白な花なども遠くからよく目立ちます。

 足元の小さな自然の変化にも目が離せません。人気のタマゴタケの第一波?は終わろうとしていますが、今度は蛙の登場です。オタマジャクシから手足が生え 尻尾が消えて元気に育ったアズマヒキガエル(「ガマの油」のニホンヒキガエルの亜種)の子どもの、水辺からの大上陸が一斉に始まりました。

 

 

進むべき道が無く、方向転換して思案中  杭に登ってしまったグループ・・・

それぞれ、下りて別ルートに進めるか。

 

  この貫禄!・・・ アズマヒキガエル (ヒキガエル科)

 

 何百という胴長1cmほどの小さな蛙が、懸命に森を目指して進む様子は、神秘的とも言える光景です。種をつなぐために一匹でも多く成体になることができるように、と思わずにはいられません。