木道の脇にもコシジシモツケソウ
梅雨本番ということなのでしょうか、浅草岳の影響もあり、このところ猛烈な雨が降ったり止んだりの毎日です。
そんな不安定な天候にも委細構わず、動植物は次々と活動を広げています。
雨の日は樹幹流の観察を 樹幹流のブナの根元のツルアリドウシ
思わぬ所にイチヤクソウ ジガバチソウも
ヒカゲノカズラも生き生きと オニノヤガラも飛んできた(?)
雨に濡れた深い緑の中に、コシジシモツケソウ(バラ科)のひと際爽やかなピンクの塊が浮かんでいます。(初めの写真)
コシジシモツケソウは本州中部以北の日本海側に分布し、山地から深山の沢沿いや、やや湿った場所、林縁で見られると言われています。 草丈は30cmから100cmくらい。花期は6月から8月で、遠くからもその淡くも爽やかなピンク色の花のかたまりが見事です。エコ・ミュージアム間近の県道脇でも、来園の皆さまを歓迎するかのようにきれいに咲き揃っています。