(2024.3月18日 撮影 魚沼市大栃山で )
♪春は名のみの風の寒さや・・・♫
春はどこかで朝踏みでもしているのか、と思われるような最近の天気です。
山岳地帯の雪は、例年3月の末が最も深くなると言われています。浅草山麓エコミュージアムと標高が同じで、南に数キロの「六十里」の観測地点(新潟県道路情報システム)では、昨日3月22日、今冬これまで最深の309センチを記録したようです。山の風上側にあたるエコミュージアムでは、350センチ前後と、例年の半分くらいなのかもしれません。
写真は魚沼市大栃山(エコミュージアムまで右前方直線で13キロ)から見る藤平山も真っ白ではなく、少雪の様子がはっきりとわかります。その左奥に見える守門岳はさすが真っ白ですが。
雪消えも多少早まり、動植物の活動も幾分早くなることも予想されます。降雪と雪崩が落ち着くまでは、危険で現地に近づくことはできません。林道の除雪が今年は少しでも早く始まることが期待されるこの頃です。