フィールドも少しずつ秋色に

  色づき始めたサビバナナカマド(バラ科)

 

 ナナカマド(七竈)は、バラ科の落葉小高木。全国の冷温帯の山地の林地に自生。 和名の由来は、「燃えにくく、7度竃(かまど)にくべても燃え残る」。ナナカマドから木炭を作るのに、7日間炭焼きのかまどに入れたため「七日かまど」と呼ばれていたことなどと、諸説があるようです。(wikiより)

 

 

 花も草丈も大きいタイリンヤマハッカ(シソ科)花付きが6段にもエゾリンドウ

 

 初夏に小さな白い花を多数咲かせたナナカマドは秋には紅葉し、全体が色むらのない濃い赤色で、寒い地方ほど色鮮やかに染まります。その美しさから、北海道や東北地方では、街路樹や庭園樹として利用され、市町村の木と定めているところもあります。 写真のサビバナナカマドは、葉の裏面に褐色の軟毛が見られ、ナナカマドの変種とされています。 これから日増しに赤く色づく実は、やがて葉が落ちても枝に残るものもあります。

 初めは苦みのある実も、冬の寒さとともに糖度が上がり、野鳥たちのよい食料になってくれることでしょう。