まるで瑠璃色の宝石のように・・・・サワタギの実(ハイノキ科)
サワフタギ(沢蓋木)はハイノキ科の落葉低木。名前の由来は、沢をふさぐように茂るからと言われます。全国の沢や湿地などの湿り気のある所に多く生育します。 5、6月頃、見事な白い花をたくさん咲かせたサワフタギ__フィールドでは、このところ日増しに実が美しい瑠璃色の宝石のようになってきました。
オオバセンキュウは大きさでアピール・・・ タイリンヤマハッカは見頃です
雨上がりで濡れた実に光が射し込んだ時などにその瑠璃色を見ていると、思わず フェルメールの名画「青いターバンの少女」(真珠の耳飾りの少女)を連想してしまいます。ターバンの瑠璃の青は「ウルトラマリン」と呼ばれ、その原料の希少鉱物ラピスラズリは日本では採れません。サワフタギの実で、自然の瑠璃色を愛でることができるのですから、ちょっとありがたいことです。