人気のアケボノシュスラン__今年は8月30日開花
アケボノシュスランが今年も咲き出しました。昨日(8月30日)、ビジターの方から写真を見せていただき、開花を知りました。この方は、昨年は少し早すぎ、今年はWEB情報から今日あたりかと予想して来たら、見事的中ということでたいへん喜んでおられました。
「春はあけぼの・・・」を思い出す色 微妙な色合いとそのグラデーション
アケボノシュスラン(曙繻子蘭・ラン科)は、空の色(淡紅色)に花の色が似ていて、葉の色と感じが繻子(しゅす)織物に似ていることが名前の由来ということです。日陰で湿度の高い林床に生える常緑の多年草で、何となく気品のある雰囲気を感じます。
この植物も年々減少傾向にあることから、環境省、新潟県ともに、絶滅危惧Ⅱ類(VU)に指定されている貴重な植物です。観察をご希望の方は、お気軽にセンターでお声がけください。フィールドの花のマップもどうぞご利用ください。