梅雨に似合うエゾアジサイ

お客さまをさりげなくお出迎え

 

 標高の低いところから始まった エゾアジサイ(アジサイ科) の開花が、標高750mの エコ・ミュージアムの入口 に到達しました。

 エゾアジサイは日本の北海道、本州(京都府以北の日本海側の多雪地帯)、九州(北部と大隅半島)に分布し、深山の沢沿い、薄暗いやや湿った場所に自生すると言われています。

 

花弁の縁がギザギザのものも

 

 青色、青淡色の小さな両性花のまわりに大きめの花弁4枚の装飾花が付いています。花は色の変異が大きく、淡いブルーから淡紅色、白色などと様々な色合いを見ることができます。 自然に自生する植物で、ブルー系の鮮やかな花は少ないだけによく目立ちます。

 

  何とも言えないこの清涼感

 

 蒸し暑い蒸し暑い梅雨晴れの日などには、深い緑にこの鮮やかで爽やかな薄いブルーの装飾花はなんとも上品で涼感を誘います。いかにも梅雨に似合う雰囲気の花の一つです。