植物も入れ代わり立ち代わりで

   ショウキランは見ごろでしょうか

 

 7月6日は二十四節季の「小暑」。暦の資料には、「梅雨明けが近付き、暑さが本格的になり、蝉が鳴き始めるころ」とあります。  奇しくもエコ・ミュージアムの事務局のある魚沼市の中心部では、昨日7月3日にニイニイゼミが鳴き出し、今朝(4日)の最低気温は24℃、日平均湿度92%などと、急に蒸し暑くなってきました。

 

 

 サルナシは生り年かも     雄花もたくさん元気です  

 

 

ヒカゲノカズラは胞子をつけて   愛らしいアクシバも間もなく

 

 このような平場の蒸し暑さをよそに、標高760メートルの浅草山麓エコ・ミュージアムでは、平場より晴れの日は5~7℃、晴れ以外の日でも2~3℃は気温が低く、爽やかな高原に立地する当ミュージアムは、まさに面目躍如といった季節になってきました。

 フィールドでは、希少なショウキラン(ラン科、絶滅危惧Ⅱ類)などが見事に咲き誇り、ノリウツギも日ごとにつぼみをふくらませて出番をまっています。