かさこそと落ち葉の音を楽しみながら・・・

 

　ブナをはじめ木々の落葉が始まり、センター前の森もブナの葉を透かして空が見えるようになってきました。 風もなく、低い雲がたちこめる白い空からは、冷たい雨が静かに一日降り続きました。光り輝くような陽射しがないと、かえって木々それぞれの固有色がはっきりと見えて、紅葉鑑賞には向いているのかもしれません。

 

　

　葉の色が薄くなり始めたコシアブラ　　　どこもかしこも 落ち葉の絨毯です

 

　まだ 緑を残していた コシアブラ の葉も、明日には色を変えていることでしょう。それも間もなく白に近い薄い独特の色合いとなり、晩秋の趣がいっそう感じさせます。

　標高７５０ｍのセンター周辺の紅葉の見頃は過ぎたとしても、ここに上がってくまでの標高の少し低い道中では、全山錦秋の紅葉をお楽しいただけますので、どうぞ暖かい服装でお出かけください。