アカバナの季節になりました。

       アカバナ (アカバナ科)  まもなく見頃です

 

「記録的な」と言うより、「歴史的な異常高温」などと言われるこの夏も、エコミュージアムではようやく涼しい風も吹くようになり、何となく初秋の雰囲気を感じるようになってきました。

 8月16日頃から咲き出したアカバナは、日増しによく見られるようになりました。ピンク色の小さな花を付けるこの植物は、緑一色に見えるフィールドではよく目立ち、秋の近いことを感じさせています。

 

アカバナ 4枚の花弁 雌しべも愛らしい  タチアザミの総苞片で休むアキアカネ

 

 アカバナ(アカバナ科 )の名前の由来はわりやすく、夏以降に茎葉が紅紫色になることから、「赤花」と言ったことからとのことです。 草丈は15-90cm、茎と葉は紅紫色になることが多く見分けやすい植物です。全国の山麓や野原の水湿地に普通に見られますが、この高原で見るアカバナは、また何とも言えない爽やかな雰囲気をもっている植物で 間もなく見頃となります。

 ※ 先日、アケボノシュスランはどの辺で見られるか、という問い合わせをいただきました。    ブナ林の中の所々で見られますが、ご案内いたしますのでセンターでお声がけください。