旅立ちの日が近いアキアカネ (8月13日撮影)
フィールドを飛び回っている アキアカネ が赤く色づいてきました。夏の終わりの近いことを告げているのです。 まもなく低地への移動が始まり、ここ園内ではその数が徐々に減っていきます。 なかには、その旅立ちの日を待たずに、クモの巣などに捉えられたりして、非業の最期を迎える個体もあることでしょう。
ハンゴンソウ今年もまた エコミュージアムへの道で(8月15日撮影)
花には先客が・・・ けっこうカメラを気にしている
それにしても、風はまだ盛夏の風ですが、今年もまたあの存在感十分のハンゴンソウが咲き出し、エゾリンドウの蕾も日増しにふくらんできました。車の二酸化炭素に引き寄せられ、車内に入ってきて嫌がられる無数のメジロ(鳥ではありません。アブ科のイヨシロオビアブのことです。)は、お盆が過ぎてパタッといなくなりました。いったい動植物にはカレンダーでもわかるというのでしょうか。まさに季節は静かに確実に巡っていることを実感するこの頃です。