花盛りのトリアシショウマ
梅雨明けの翌日(7月22日)は、朝からブナ林の梢越しに真っ青な夏空がひろがりました。全山深緑のなかで、トリアシショウマ(ユキノシタ科)やノリウツギ(アジサイ科)の花の白さが際立ち、夏の高原の雰囲気が存分に広がっています。
ところが、陽ざしが強くなるとともにみるみるうちに高原特有の雲の峰がわき立ち、まさに盛夏の空模様です。夕立にならないうちにと、フィールドでは雲行きを見ながら作業を急ぎました。
ノリウツギの飾り花も開いて 下りてきたアキアカネ(ケナシヤブデマリ)
木道沿いで年々株を大きくしている トリアシショウマ。ノロウツギの花とともに、その花の色は白と言っていいくらい、深い緑の中でとくに美しく見えます。