エコミュージアム手前数キロの立柄岩（４月３０日）

 

　現在、浅草山麓エコミュージアム周辺は、雪消えが急速に進み日増しに地面が広がっているものと思われます。雪が消えた所では、早春の草花が競うように咲き出し、ウグイスや渡ってき来始めた夏鳥たちの鳴き声で、静かだった高原が急に賑やかになってきたことでしょう。

　左上の写真の、エコミュージアムの手前数キロ、標高差で２５０ｍ下の「立柄岩」は、県道での最後のランドマークです。川原にはまばらに雪が見えます。（４月３０日撮影）

 

　

　　　　３月１１日の浅草ダム湖　　　　　　　　４月２８日　雪解け水で数十メートル水位が上昇

 

　例年になく雪解けが早いのですが、県道のこれより先の除雪はまだ始まっていません。随所にデブリ（雪崩による雪塊、土砂、岩石）が厚く、今なお上からの残雪等の崩落が危険なためです。

 

　いよいよ、全山目に染みるような新緑といろいろな草花が咲き乱れる季節の幕開けです。県道の除雪作業の進捗状況とエコミュージアムのシーズン・オープンの見通しを本欄でもお知らせいたします。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（積雪の資料：新潟大学災害・復興科学研究所）