大型野生鳥獣によるミズバショウへの食害について(2021.08.21)

<大型野生鳥獣によるミズバショウへの食害について(2021.08.21)>

 浅草山麓エコ・ミュージアムと浅草山国有林内の境界付近(やまねコース入口)において、大型野生鳥獣によるミズバショウへの食害(食痕)が確認(2021.08.21、09:30頃認知)されましたので、お知らせいたします。食痕の様子から「ツキノワグマがミズバショウを採食した可能性が高い」と判断し、安全管理のため以下の対応を行っています

 尚、当施設では平成13年の開園以来ツキノワグマによる人身事故は一切発生しておりません。野生鳥獣管理に関する来園者の皆様の御協力に感謝申し上げます。

 

・浅草山国有林内にある「遊々の森の3コース(やまね、のうさぎ、かもしか)」の閉鎖

・薮払いの実施(誘引物となる餌資源の除去と見通し改善)

・開園前の予防追い払いの実施

・園内定時巡視の実施(10時、11時、13時、14時、15時)

・施設利用者へのクマ鈴の貸与と情報提供

・野生動物自動撮影カメラによる24時間モニター記録

 

尚、該当する自然観察コースの閉鎖は1週間程度(8/27までに安全確認を実施した後で再開予定)を想定しています。