今朝(2020.10.03)も里山エリア(エコミュージアム園内ではありません)の早朝定点観察を実施しました。月夜の後の早朝は野生動物の痕跡が多数認められます。自然観察の分野では「早朝は夜の延長」とも言われますが、今朝も沢山の発見がありました。
<日の出前の里山エリア。忙しくクルミを運ぶ小動物(たぶんホンドリス)。>
<アケビ99%のフンはツキノワグマによるものでしょうか?>
<当地では柴栗(野生の栗)がたくさん実っています。イタチのロードキル発見。>
里山の定点自然観察を続けていますが、毎日新しい発見があります。上の写真のアケビ99%のフンはツキノワグマによるものか、タヌキによるものかちょっと断定できませんが、このフンを観察するだけでも「森の中にはたくさんのアケビが実っていること」が分かります。「人間が山をめちゃくちゃに荒らした」とか「開発行為で山には野生動物のエサが無い」とか紋切り型に言われがちですが、実際にツキノワグマが生息する「令和時代の里山の現場」に立てば「語られない真実がここにある」ことを確信します。