梅雨本番と浅草岳のヒメサユリ開花時期について(2019.06.17)

 昨日からの低気圧の影響もあり、今年(2019シーズン)の梅雨入り後の本格的な降雨となりました。昨日の降り始めからの累計雨量は「浅草岳雨量計」のデータで95mm。また「破間川ダム雨量計」のデータで113mmとなり、梅雨本番という降り方です。今日(2019.06.17)の新潟県魚沼地域は明け方から徐々に雨が降り止んできていますが、日中にかけて俄雨(にわか雨)もありそうです。エコミュージアム園内の森も雨をたっぷりと含んでいます。コース内ではギンリョウソウも姿を見せていますし、ユキツバキやタニウツギなど様々な花が咲いています。雨の後の自然観察も面白いですね。明日からの晴れ間には、浅草岳エリアのヒメサユリの開花情報も届きそうです。

 当地でのヒメサユリの開花盛期ですが、雪融けの早い鬼ケ面山方面では夏至を挟んだ6月下旬、また雪田の残る浅草岳山頂付近では7月上旬の七夕の頃と想定しています(その年の残雪の量や積算温度・気象状況等により開花盛期は前後に変動します)。「美しく可憐なヒメサユリ」に「天の川に佇む織り姫」を重ね合わせて見る梅雨の季節です。

 

(新潟県河川防災情報システムの画面キャプチャーです)