洗い立てのスニーカーは奇麗で気持ちが良いものですが、早朝に気がつくと白地にピンクのパイピングの入った「洗い立てのスニーカー」にイナゴ(の類)が3匹止まっています。イナゴといえばかつては稲の害虫の代表格でしたが、「どうして洗い立てのスニーカーにイナゴが3匹集まっているの?」でしょうか。
いろいろ考えてみましたが、可能性があるのは「靴専用洗剤に配合されている蛍光増白剤」による誘因作用です。スニーカーなどの運動靴用の洗剤は、強い洗浄力と真っ白な仕上がりが期待されるため、蛍光増白剤が配合されることが多いようで、実際洗い立てのスニーカーは真っ白になっています。そしてそのスニーカーは翌朝まで「玄関の蛍光灯の下で乾燥中」でした。洗剤の香料が誘因因子となった可能性もありますが、夜間に成立した「蛍光増白剤+蛍光灯の光という条件」から、何かイナゴにとって誘因作用のある環境が生じた(※)ようにも思います。イナゴがどうしてこの環境に誘因されたのかイナゴの食性や行動から辿ってみると、もしかしたら「イナゴの繁殖行動」と関係する「紫外線刺激などの光環境」があるのかも知れません(仮説です)。
※その後、日が高くなった午前7時頃にはイナゴはいなくなっていました。