今夜も南の空に火星が明るく輝いています。古代より星空を観察していた人類は、星座の中で「違う動きの星々の存在」を見つけます。当時その動きの理由を理解出来ていたか分かりませんが、観測機器の進歩と様々な観測結果から「惑星の運動法則」を発見します。人類の知性と好奇心により、今では観測機を火星の表面まで到達させてそのデータを地球まで送信し、分析出来るまでになりました。さて、逆に火星の表面から見える地球の様子はどんなでしょうか。仮に火星に生命と知性が存在し、地球に向けて観測機を飛ばしたとして・・・。びっくりするでしょうね。地球は生き物だらけです。緑の大地と青い海。複雑な生態系。膨大な生物種。地球が愛おしくなります。